現状を理解してるか

世間では兵庫県知事選のことで騒がしいが、正直、私は兵庫県のことなどどうでもいいw。地方政治がぐだぐだになろうが基本的には他人事。だけど、今回の知事選を単なるスキャンダルの1つとしか見ていないと、ビジネスの大きなトレンドを見逃すことになる。

兵庫県知事選を大局で見れば、既存マスコミにネットが勝ったという構図なんだけど、まずはこれがすごいこと。もちろん現在もマスコミは強大な力を持っているわけだけど、一般市民がマスコミの言うことを鵜呑みにしなかったという点には注目すべき。

まさに分水嶺

これまでマスコミが不祥事を起こすたび、マスゴミなどと批判されてきたが、なんだかんだ言っても結局世論はマスコミに流されていたし、一般市民も悔しいけど仕方のないことだと諦めていた部分もあった。

しかし石丸氏の登場がある種の分水嶺になった。もちろん彼自身の有能さもあったかもしれないが、まさに時代が変わるタイミングをうまく掴んだと見るべきだろう。

高齢者こそネット

ネットの力が及ぶのは若年層から中年層までで、高齢者には届かないと長年言われてきたが、今回の兵庫県知事選の結果は「いつまでそんなこと言ってんの?」な現状を如実に現している。

実際、70代でスマホを使いこなせていない人がどれだけいるだろうか。今や80代でも当たり前のようにスマホを使ってたりするわけで、若者はネット、高齢者はマスコミなんていう感覚でいたら痛い目に遭うよ。いや、既に痛い目にあってる人がいるわけでw

ビジネスへの活用

マスコミの影響力が絶大であった政治の世界でこの状況である。なぜこれがビジネスに該当しないなどと言えるだろうか。逆に言えば、この状況をビジネスに活用できないようでは未来がない、とまでは言わないが、非常に厳しいものになるだろう。

ただ、単純にネットの力がすごくなったからという認識だけでは何も変わらない。だってほとんどの企業はWEBサイトを持っているし、SNSだってやってるわけで、もうやってるよという話だろう。

トレンドの構図

今一度、なぜ石丸旋風が起きたのか、なぜ斎藤知事が勝利したのかの構図を理解しておかないといけない。言わなくてもわかっていると思うが、両者の流れは共通している。

まずは動画を使って情報発信をし、それをSNSで拡散しているという点。この両輪がそれぞれの機能を発揮したことで大きな流れを作り出せたと見るべきだろう。たぶんどちらかだけではここまでにはなっていないと思われる。

ではどうすべきか

ではこの大きな流れをビジネスに取り入れるにはどうすべきか。て、ここまで書いてしまえば答えを言っちゃったも同然だろうけど、もしよくわからないとか、わかったけど具体的にどうすればいいかわからないという方はギガベスにご相談くださいw